③双極性障害~高校休学
休学届提出
高校を3カ月休みましたが、ぎりぎりの日数で進級できました。
しかし、新しいクラスには一度も行くことができませんでした。
休学届けを出し、「学校に行けない」から「行かなくていい」に変わったことで、気持ちが少し楽になったようでした。
この頃のことを娘に聞くと、
何も覚えていないそうです。
無感情で日々を過ごしていたようです。
学校行けなくなって半年、先のことは考えず今だけ見ることにしました。
いつかは以前のような笑顔が戻ることを。ただただ願っていました。
今はゆっくり娘との時間を大切にしよう。
今できること、今しかできないことを考えよう。
カウンセリング
学校の先生からでカウンセリングを勧められました。
しかし本人は行けず、母一人でカウンセリングを受診することにしました。
これまでの経緯、家族構成、家族の気質、個人情報をたくさん聞かれます。
本人が話せばスッキリしたり、前向きになれたりするのかもしれませんが、
母の私はこの情報をどう活用するのだろうかが気になり、どこまで話していいかばかり考えていました。
カウンセリングは本人と一緒に行くことが大事だと思います。
病院に行く考えが浮かばなかったこの頃は、精神の病に効く薬があることさえ知りませんでした。
◎役立ったことは
通信制高校 や 卒業認定試験 の話です。
こんな道もある
・高卒の資格を得る
・最終学歴は「高卒」
〇高校卒業認定試験を受ける
・高校卒業認定=高校卒業と同程度の学力があることを証明する資格
・最終学歴は「中卒」(※大学に進学できれば、最終学歴は「大卒」)
・大学進学や高卒以上の募集の就職へ応募可能
〇定時制高校
・1日の授業時間が短いのが特徴
・全日制と同じ時間数が必要なため、卒業までに4年程かかる
・中卒以上から入学できる
・高卒資格や大学受験の資格が得られる学校もある
〇高校中退して就職
・最終学歴は「中卒」
・就職が難しい(応募できないことが多い)