たあべのひとり言

うつ病の娘との10年間 悩み解決ブログ

⑫双極性障害Ⅱ型~退職を決断できない理由

本当に退職したくないのか

退職を決断できない理由について考えてみました。(娘の場合です)

・就職活動の頑張りを無にしたくない
・公務員を辞めるのはもったいない
・何も考えたくない精神状態なので決めれない
・誰にも会いたくないので退職届を提出に行けない

退職するかしないかについて考えるだけで、体調が悪化します。
今の体調状態では職場に復帰するのは困難ですが、決断することもできません。
本採用に出勤数が足りず、期限までに本採用になれるかどうかもわかりません。

結局、決めれないまま期限が過ぎて退職となりました。
退職手続きは家族が代行しました。

退職すると体調が安定する

退職してから3か月、退職を決断できなかった理由が、退職して良かった理由に変わりました。

・就職活動をよく頑張ったと自分を褒めよう。
・辞めずに自分を縛り続ける時間の方がもったいない
・考えなくて済む状況は気分が安定します
・退職届を提出したから皆に会えるようになった

そして、前向きに動き始めます。

・ストレスが減り気分が安定してきた
・ウォーキングやダイエットを始める
・これからの生き方について考え始める

こんな方法もある

退職するかしないかで悩んだ時間の方が大きかったのですが、退職は逃げることではありません。
新たな一歩だと考えると、すごく有意義なことに思えます。

退職を決断する上で憂鬱なことは、「退職の意志を職場へ伝える」ことではないでしょうか。会って伝えるべきだろうと考えることだけで、最大のストレスになります。

家族が近くに居れば代行してもらえますが、
自分で出来ない場合、円満退職できるように退職代行業者に依頼する方法もあるようです。