たあべのひとり言

うつ病の娘との10年間 悩み解決ブログ

⑬双極性障害Ⅱ型~うつ病発症から8年目でわかったこと

薬を継続して飲むことの大切さ

今まで薬を信じていませんでした。
薬を飲み出して4年。1日15粒ほどの大量からいろんな薬を試して、少しずつ少なくして、やっとたどり着いたのが炭酸リチウムです。そして、やっと気がつきました。

薬をきちんと飲めば極端に気持ちが落ちないこと

これまで薬を飲んでも何も変わらない気がしていましたので、私も娘も薬を信じていませんでした。
逆にこんなに薬を飲んで娘の体はどうなってしまいのかと心配にもなっていました。

薬は
調子が悪くなったから飲む。調子が良い時は飲まない。
ではいけません。

飲んだり飲まなかったりを3年ほど繰り返していましたので、1年のうちの半分は体調不良の状態でした。
それでも、時間が経てば良くなると漠然と思っていましたので、一年平均したら普通の生活出来ているから良いと簡単に考えていました。

「精神状態の高低差が激しいのをずっと繰り返していると、思考能力も低下してきます。薬はきちんとと飲んでください」


この担当医の一言で私たち親子は目が覚めました。
危機感を感じたのを覚えています。

気圧の影響を考慮した計画


精神の病は低気圧の影響をもろに受けてしまいます。
晴れた日は朝日を浴びて、清々しい表情ですごく元気に行動できます。
曇りの日になると朝が辛そうで表情も曇りがちです。体が重そうで、どうにか行動できるのですが言葉少なくなります。
雨の日は朝が起きれません。昼頃になってやっと行動できるのですが、外出の予定もキャンセルすることが多くなります。

台風が近づくと気分がぐっと落ちます。

天気を考慮して行動計画を立てるようにする

ことで、突然キャンセルすることが少なくなりました。

病と共に生きるためにやること

発症してから8年目にしてやっと、この双極性障害Ⅱ型と長く付き合っていくことを考えたのです。

気分の浮き沈みの幅が大きくならないように気をつけること

・病気を受け入れること
・薬は継続して服用する
規則正しい生活を心掛けて、生活リズムを整える。

普通に朝起きて仕事に行って、夜眠れること。この普通の生活ができないことが精神の病なのですが、このいつ治るのか、先が見えない病とどう向き合って、どう付き合っていくのか考えることで、一歩づつ前に向かっていると思えます。

病と闘うのではなく、双極性障害Ⅱ型と共に生きる」ことを真剣に考えれるようになりました。