たあべのひとり言

うつ病の娘との10年間 悩み解決ブログ

①双極性障害~学校に行けない!どうして。

今日、学校休みたい。

12月28日の事です。

昨日まで元気に学校に行ってた高校2年の娘が、朝なかなか起きてきません。やっと起き上がったのですが、じっと座ったままで準備をする気配がありません。

そして「今日休みたい」と言います。

熱はないようですが、身体がきついらしく、表情がつらそうです。

翌日からは冬休みだったこともあり、その日は学校を休ませることにしました。

冬休みの間は体調も良さそうで、いつもの様子でした。

1月4日、登校日の朝。
いつものように起きて、制服に着替えて、そして「宿題が終わってない。終わらせないと学校に行けない。」と言うのです。
いつもは早めに宿題を終わらせるタイプの娘だったので、宿題は終わっているとばかり思っていました。宿題は殆ど手付かずだったようで一日で終わる量ではありませんでした。

「始業式までに終わらせて、始業式から登校しよう。そう約束して休ませることにしました。

1月7日、始業式。
制服には着替えたのですが座り込んで動けません。

車で送って行くことにしたのですが、学校近くに着いても車から降りることができませんでした。気が狂ったかのように泣きじゃくります。

今日も休ませよう。

そして、この日から長い長い うつ生活 の始まりになりました。

なぜ、どうして。。

なぜ学校に行きたくないのか?原因は何なのか

あまりに突然の出来事に私はかなり焦っていたと思います。何か嫌なことがあったのか、どうして、どうして、どうしてとしつこく聞いた気がします。
「何もないよ、わからない。」としか娘は答えません。ぐったり疲れたかのようにひたすら眠ります。

私は焦りと不安とイラ立ちと心配で、どうしたら学校に行けるのかを考えました。原因を解決すれば学校に行けると思い、娘と話をしますが、学校行けなくなった原因が全く分かりませんでした。

明日は明日こそはと焦ってしまいます。夜はよく話ができたので、娘も「明日学校行けるかも」と言ったりします。その度に期待をし、そして朝になると失望する、その繰り返しでした。

1月が終わる頃、やっと3月までは休ませていいかなと考え始めました。

原因探しばかりしていましたが、原因は「きっかけ」であり、性格やこれまでの思いの蓄積が、「きっかけ」により心と身体に影響をしているのだと思います。

振り返ってみて

私の方が焦ってしまい「なぜ?どうして?何があったの?」と責め立てずに、
ゆっくりゆっくり話を聞いてあげたら良かったなと反省しています。

娘本人もうつ病になりたくてなったわけではないので、もっと早くに、責めずに味方になってあげられれば、娘の思いに気づけたのかなと思いました。