たあべのひとり言

うつ病の娘との10年間 悩み解決ブログ

双極性障害Ⅱ型~初めてのひとり暮らし!知っておきたいこと

たあべ
たあべ

娘が双極性障害Ⅱ型を発症して10年になり、やっと気分が安定するようになりました。

娘の「一人暮らし」開始に向けて、期待することや、不安なこと、部屋探しのポイント、契約までに知っておきたいことについてまとめてみました。

なぜ一人暮らしをするのか?

動機=期待すること

・金銭面でも精神面でも自立したい。
・親に甘えられる環境がなくなることで、仕事に行く一歩が踏み出せる。
・家族に気を使わずに友だちと気兼ねなく過ごしたい。
・親離れ、子離れができると思うから。
・仕事を1年辞めずに続けた自信で、今しかできないことをやってみたい。
・年齢的にも自立する時期かもと思える。
・生きていくことの厳しさを知ることができるのではと思う。
・”ふつう”の人と同じ生活を送ることで、社会復帰を目指す。
・ある程度気分が安定しているので、リハビリを兼ねて経験してみたい。
・チャレンジできる年齢は今だと思う。
                            (娘のメモ)

仕事はどうする?

この数年間で初めて一年間継続して勤務できてることが大きな自信となっているようです。小さな波はありましたが、身体が重くてもどうにか行動できています。

・今のパートタイムを継続した方が良いのか。
・正社員で働いて、国民年金の支払が実費にならない方が良いのか。
・一人暮らしと転職が一度に重なると精神的に苦しくならないか。
・病気の再発等で動けなくなった時はどうするのか。

考えた末、仕事は今のパートタイムを継続することにしました。
一度に二つも環境が変わることはリスクが大きいからです。
正社員として働くのは、一人暮らしに慣れてから考えることにしました。

期待できること!

☆一人暮らしのメリット

・金銭面でも精神面でも自立できる、自由なライフスタイルの実現
・自己管理が身に着く
・金銭感覚が身につく
・やりたくないこともやらざるを得ないので、生活力が身につく
・親離れ子離れができる、家族に干渉されない
・感謝や思いやりの気持ちが持てる
・親に甘えられる環境がなくなることで強くなれる
・仕事をしながら家事を全てやることで、生きて行くことの厳しさを知れる。
・転居手続きや、ライフラインの手続きなど公的な手続きに慣れる
・家族に気を使わず人を部屋に呼べる
・今しか経験できないことができる
                             (娘のメモ)

☆一人暮らしの不安なこと

・貯金が減る、できない
・防犯面が心配なのと、不安感で精神面も心配
・仕事をしながら家事をすべてやらないといけない責任感が重い
・病気やケガのとき不安
                             (娘のメモ)  

たあべ
たあべ

メリットや不安なことを考えた時、メリットの方が断然大きいと思いました。
うつ状態からの双極性障害Ⅱ型の10年を考えると、自立を考えるようになれたことが成長です。少し離れて見守ろうと思います。

部屋探しのポイント

★部屋探しのポイント

・気持ちよく過ごせそうな満足できる部屋か。(間取り。日当たり、方角)
・家賃は毎月払える範囲内か。(家賃値下げ交渉してみる)
・周りの環境や治安はどうか。
・アパート住民の年齢層や家族形態はどうか。
・交通便など地理状況は良いか。
・駐車場は敷地内にあるのか、ない場合の距離は適当か。
・オートロックやモニター付きインターホンなどの防犯面(宅配BOXは便利で防犯にもなる)

優先順位を書き出して、譲れないものが合致していることが大事です。

★内見時のチェックポイント

・壁を叩いて壁の薄さ状態チェック。(音チェック)
・広さはどうか。(写真では広さが確認しづらい)
・事故物件でないか。
・ユニットバスなのかトイレとお風呂が別なのか。
・エアコンは古くないか。(古いエアコンは電気食う)
Wi-Fi電波がしっかり通じるか。
・電車が近くで走っていないか。(音が気になる人は重要)
・木造アパートなのか、鉄骨なのか。(木造は声が響きやすい、鉄骨鉄筋がおすすめ)
・キッチンはガスか電熱コンロかIHなのか。
・スーパーは近くにあるか。(意外と大事)
・川や海や山の近くでないか。(災害を受けやすい)
・家の周りの雰囲気はどうか。
・耐震対策はどうか。(1981年6/1以降の建築なら震度6に耐える)

不動産会社選びは大切です。また管理会社についても大事なチェックポイントです。
どれだけ親身になってくれるかで、同じ物件でも初期費用も違ってきます。
ネット写真では広さや図面が違っていたりしますので、物件探しは時間に余裕をも持って、後に後悔しないためにも内見することは重要です。

◎内見の大切さ

・写真だけで判断はNG。(ネット掲載用に、広さや明るさ等きれいに見えるように撮っている)
・逆に、写真では良く見えなくても、いい部屋だったりする。
・違う部屋の写真が参考で載っている場合もある。
・募集図面だけでは不明な点がある。(おとり物件の場合も)

◎初期費用について

管理会社への交渉

【絶対拒否する項目】
★ 書類作成費      ⇒ 仲介手数料のみ
★ 簡易消火器      ⇒ 家主が負担すべきもの
★ 害虫駆除費、室内消毒 ⇒ 無意味
★ 安心入居サービス   ⇒ 室内見守りサービスは火災保険で対応可能

【特に下げやすい項目】
★ 仲介手数料 
⇒ 同意がない限りは入居者からは賃料のみの0.5か月分が上限(⇒宅建業法46条の報酬に記載あり、裁判でも判決があり)仲介手数料には共益費は含まれない

火災保険 ⇒ 保険会社は自分で選択しましょう

オーナーへの交渉

【交渉の余地がある項目】
★ 賃料・共益費 ⇒ 例)家賃を1か月サービス(フリーレント)or 賃料を3000円値下げ
★ 敷金・礼金  ⇒ 例)礼金を無料 or 家賃を1か月サービス
★ ハウスクリーニング ⇒ 入居時 or 退去時を確認。入居時なら拒否、退去時なら特約をはずしてもらう
★ 鍵交換代金 ⇒ 退去時は認められていない。相場は1~1.5万円 
★ 保証会社加入料 ⇒ 家賃の50%~80% 家賃保証会社の負担が書かれたパンフレットを初期費用の見積書と一緒にもらう