たあべのひとり言

うつ病の娘との10年間 悩み解決ブログ

双極性障害Ⅱ型~薬はいつまで飲み続けるのでしょうか

基本的に一生飲み続けます

双極性障害Ⅱ型の治療において、薬は躁状態うつ状態を改善するだけでなく、再発を防いで症状を安定させるために欠かせません。 放置したり適切な治療をしないと、再発を繰り返してしまいます。
症状がおさまったからといって、薬を飲むのを止めてしまうと、ほとんどの人が再発してしまいます。

いったいいつまで薬を飲み続けるのでしょうか

長期間にわたって服薬を継続していくことが大切です。
正しく服薬を継続することで症状を安定させ、コントロールしながら社会復帰することができます。そして、いったいいつまで飲み続ければいいのかと不安になります。

双極性障害Ⅱ型の場合は、基本的に一生飲み続けます

一生ずっと飲み続けるのかと思うと途方にくれますが、
飲み続けるだけで、元気に暮らせるのなら、一生飲み続けようとも思えてきます。

薬を飲み忘れても継続することが大切

双極性障害Ⅱ型の薬で多く使用されている炭酸リチウムは、脳内のバランスを整えます。服用して1日経つと、半分の効果になります。そして3日で抜けてしまうといわれています。食塩とほぼ同じ濃度とのことです。

薬を飲み忘れたら、次の日は2日分飲むのでしょうか

一度に2倍は飲まなくてよい

いつも飲む時間に飲めないときは、時間をずらして服用すること、
また、一度に決められた量を飲めない時は、何回かに分けての服用でいいそうです。

2日以上飲み忘れることがないように気をつけています。
2日飲み忘れると、途端に気分が落ちて不安定になってしまいます。
私は薬のおかげで日常生活を保っています。

血中濃度を測定して適量を服用する

血中濃度とは、血液内にどのくらい薬が入っているかとのことです。全身に運ばれて薬の効果を十分に発揮できるかの目安です。

血中濃度が足りなくても、気分が良く、日常生活が順調なら問題はないそうですが、なるべくなら基準値まで濃度を上げることが、再発防止にはつながるようです。

参考:有効血中濃度2) 有効血清リチウム濃度は0.3~1.2mEq/Lで、症状安定後の 維持濃度は0.8mEq/L以下とされている。

適正な血中濃度が保たれない場合や、濃度が高くなり過ぎた場合、リチウム中毒に至る可能性がありますので、適正な量の服用をすることが大切です。

適正な量、何錠飲むのかも人それぞれになります。

娘はまだ血中濃度が足りてないのですが、4錠にすると吐き気が起こるので、3錠を飲み続けています。何度か増量を試みたのですが、吐き気と体調不良が起こり、現在も様子見の状況です。